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たるみの原因

ここでは年を重ねるとともに気になる、顔のたるみの原因について解説します。

顔のたるみのメカニズム

実際の年齢よりも老けた印象を与えてしまう顔のたるみ。そのたるみはどのようにできるのでしょう。

まず、皮膚の役割を簡単に説明すると、ダメージを与えるさまざまな外部からの刺激や、体内の水分を奪う乾燥から、体を守るために表面を覆っているといえます。
皮膚を大別すると、表皮、真皮、皮下組織に分けられ、より表面にある表皮と真皮を合わせた厚みが、年齢や性別、部位によって異なりますが、だいたい1.5~4mmほどと言われています。

この部分がいわば“劣化”すると、たるみが引き起こされるのです。

その原因はだいたい3つに分けられます。

まず第一に、肌の弾力の低下です。真皮に含まれている、繊維状のタンパク質であるコラーゲンや、ゴムのように伸縮するエラスチンといった、お肌にハリを与えている物質が変化してしまい、肌から弾力がなくなってしまいます。

第二の原因は、皮下脂肪の肥大化。体を動かすエネルギーの源となったり、保湿する役割を持つのが、脂肪組織である皮下脂肪ですが、年をとると、代謝機能が衰えるためにこの皮下脂肪が肥大化し、重力の影響を受けて下に落ちるのです。

三つめには筋肉の質の低下が挙げられます。実は、顔の表情筋というものは、手足を支える筋肉とは付き方が異なり、後者が骨に付いているのに対し、皮膚に直接ついているのです。そのため、豊かな表情を生み出すわけですが、やはり年齢を重ねると衰えていくので、上部を覆う皮下脂肪や皮膚を支えきれずにたるんできてしまいます。

たるみを引き起こす要因となるもの

このように、たるみは加齢とともに必然的に起こるものなのですが、さらに加速させる要因があります。

まず、外的な要因として挙げられるもので、もっとも影響を受けやすいのは「乾燥」です。肌はたえず内側にかかえている水分を蒸発させていますが、さまざまな理由から肌が乾燥すると、表皮の保湿力や抵抗力が低下してしまいます。これにより、新陳代謝の能力も低下して、肌のハリがなくなってしまうのです。

また、コラーゲンやエラスチンを破壊してしまう紫外線も、深刻な要因です。このふたつの物質が失われると、肌の弾力までなくなります。

日々私たちが感じているストレスも忘れてはなりません。強いストレスはストレスホルモンを分泌させ、血管の収縮や、免疫機能や基底細胞増殖力の低下を招き、肌の機能まで低下させてしまいます。つまり、ターンオーバーが乱れてバリア機能が低下するため、肌荒れしてしまうということです。

外的要因だけでなく、内的な要因も考えられます。それは活性酸素の生成によるものです。
人間を含む動物は常に酸素を取り入れて活動していますが、その酸素は体内に入ると活性酸素に変化します。それ自体はウィルスを撃退する機能を持ち、体を守ってくれてはいるのですが、同時に体内細胞をも酸化してしまい、コラーゲンや線維芽細胞を傷つけ、老化を促進してしまうのです。

さらに気をつけたいのが生活習慣の乱れです。
ニコチンが血行を妨げて皮膚機能を衰えさせたり、体内に大量の活性酸素を作り出してしまう喫煙は、ビタミンCを破壊して、しみやしわ、たるみの原因になります。
睡眠不足も、酵素や栄養と老廃物の交換、すなわち新陳代謝のスピードを鈍化させ、結果的にたるみを引き起こします。栄養不足も同様に新陳代謝を鈍くさせるため、皮膚が正常な働きをしなくなるために、肌の衰えにつながります。

このような顔のたるみの原因と、それを促進する要因を理解して、効果的な予防対策を行ってみてください。